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写真を撮って並べるブログ

THE NORTH FACE テルスフォト40 2016版を購入しました

 今までカメラバッグ沼のお話を何度かしてきました。

 

manakyu.hatenablog.jp

今回はある意味カメラバッグ話の解決編です。

 今まで候補に上げてきたかばんの中で唯一現物を見られていなかった、THE NORTH FACEのテルスフォト40について、前回記事の片隅で続報お伝えしましたが

 (表記ゆれがあるので以後カタカナの「ノースフェイス」と表記します)

manakyu.hatenablog.jp

 

ちょうど2月中旬くらい?に2016年モデルが出たそうです。

 

goldwinwebstore.jp

※どこかで発表があったわけでは無く、数日に一回ノースフェイスのHPを見に行って発見した次第

 

じゃあ現物を見に行かなきゃと先週末におでかけ、一箇所目のノースフェイスのショップには在庫無く(HPで調べて行ったのに!)

そこで在庫を調べてもらった別の店へそのまま移動。桜木町マークイズみなとみらいの中にあるノースフェイスです。(同じ日に近くのパシフィコではCP+やってたんですね。あとで知った)

www.mec-markis.jp

でようやく在庫があり、店員さんにいろいろ教えてもらいながら背負ってみたりカメラ室部分に実際に持って行った70-200を入れてみたりとか気のすむまで確認し、結局その場で購入してしまいました。

 

色は黒とネイビーブルーでちょっと悩みましたがやはり無難なところで黒だよねってことで黒を選択。

(ちなみにネイビーは現品在庫はありませんでした。色は別のモデルと一緒と言う事で色味を一応確認はしました。)

サイズに関しては、カバン自体のサイズというより背中に当たる部分のサイズが違うそうで、僕の身長(177cm)だとMとLどっちか微妙なラインだけどまあLで良いと思いますよって店員さんに言われておとなしくLサイズにしました。

現物紹介

全体像はこんな感じ(ガイド役のダンボーさんと一緒に)

※写真はすべてRX100で撮ってます。ライティング設備がないので色合いが微妙。やはり簡易的でもライティングできる設備がほしい・・・というのはまた別の話

DSC00842-1

ここから各部位を見ていきますが、今回このカメラバッグを選んだ最大の理由はカメラ用の収納部が一番下ではなくて真ん中部分にある事です。つまり実質3気室になります。

DSC00846-1

 一般的な2気室のカメラリュックの場合大概一番下のエリアがカメラ用の収納エリアになってます。
当然その場合床に置いたりすればカメラにダイレクトに衝撃が行きそうな感じがしますよね。そういう点で若干不安だったのですが
このかばんでは一番下は荷物なので着地時の衝撃は直接は伝わらないと思います。

横を開けるとわかりますが下の部分はカメラ収納部よりも広い位のエリアが確保されています。

但し入口が横だけなので、当然取り出しは横に傾けた状態になりますね。
ちなみに真ん中のカメラのエリアは取り外しも可能で一個の巨大なスペースに作り替えることも可能です。

DSC00848-1

一番上の部分は巾着みたいな感じで絞って止めるタイプで、ここもある程度の容量があります。

この蓋部分にもポケットがありここにも何か小物が入れられます。

ちなみにここにレインフードが入っています。なので実質の収納量は見た目の半分って感じです。

細かいポケットは上げるときりがない位にあちこちについてます。
腰のベルトについている小さいポケットは地味に便利そうですが若干サイズが小さいです。
店員さん曰くイメージとしては山登りの時のスタミナ補充用のスナックを入れたりとか、そんな感じの用途っぽいです。
撮影旅行的にはレンズフードを入れるにはちょっと小さいかな・・・?切符とかチケット的なものは入れられそうですね。あとフリスク的なものとか。
もうちょっと大きいものとなるとサイドポケットとかの方が良いかもしれません。

DSC00853-1

カメラ収納部をもうちょっとちゃんとお見せしましょう。

周りの部分が結構硬めの素材で囲まれています。

中の仕切りはグラベロで張り付いているので自分で移動可能です。元々は真ん中くらいに仕切られていたものを反対側の端っこに押しやって底蓋みたいな感じにしました。こうしないと70-200mmのレンズが入らないんですよ。

若干きついのが、ここに本体を入れるかどうかって部分。入れられない事は無いですが結構きちきちです。

DSC00854-1

仕切りのパネルは別にノースフェイスじゃなくてもカメラ用品として売られているインナーボックス用のものとかで代用ができるので、必要があれば追加することも出来ます。

持って行くレンズの本数によっては70-200用の広いエリアと、小さいエリアを反対側に2つに分割して確保してやればレンズを3~4本は格納することが可能だと思います。その場合は本体は入らないですけど一番上の部屋に入れてやるのが良いんじゃないかなと思います。下だと横から取り出せるメリットはあるものの、やはり衝撃が怖いというのがありますよね。

 

一番下の部屋は結構広い反面、ここに何も入ってないと底面が安定せず立てることも出来ないと思うので、ここにはある程度物を詰めた方が安定すると思います。サイズ的に服的な物とかタオルとか大き目なものを丸めて入れるのが良いのではないでしょうか。

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外側のこの部分にポケットがついてます。ここを底受けとして、上に三脚を立てることで安定して三脚を持ち運ぶことが出来ると言うことです(ペンギンは普段は入れません)

 

 

あまり良くない点

一つ良くない点と言うか、ネックになるのがお値段。税込大よそ3万円です。

今回は勢いで買っちゃいましたが普通躊躇する価格帯ですよね・・・

以前紹介したマンフロットやハクバのカバンに比べたら2~3倍するという若干お財布にやさしくないお値段です。

ただまぁ、あまり登山用って主張が激しくない(僕的には)かっこいい見た目とアウトドアブランドとしての信頼性とか、そんなものひっくるめてのお値段として妥協できる方は買う価値があると思います。

マンフロットにしてもハクバにしても、見た目もそうですがカラーバリエーションがいまいちしっくりこなかったんですよね。どうしてベーシックなブラックとかをラインナップに入れてないのか。登山って多少派手でないといけないみたいな部分があるんでしょうか。

 

それともう一つ、実は4月に飛行機に乗る予定があります(沖縄方面)が、その時のことを考えてノースフェイスの店員さんに「このかばんって機内持ち込みが可能ですか?」と聞いたら「多分・・・」ってなアバウトな答えでした。

ANAの場合、機内持ち込み荷物の基準はこちらに書いてあります

www.ana.co.jp

3辺の合計が115cm 以内
(55cm × 40cm ×25 cm以内)※
10kg以内
身の回り品を含めた総重量となります。

上の基準は座席数100席以上の場合です。

3辺合計が結構ギリギリな感じで、さらに結構背板部分ががっつり張っているので、あまりパンパンに荷物を詰めなければいけるんじゃないかと言うのが店員さんの見解でした。

(普通3辺なんか測らないけど見た目があまりにもパンパンだと確認で測られちゃうんじゃないかと)

基本的に預け入れの荷物にカメラを入れたくないですよね。

まぁ最悪の事態に備えてカメラだけ分離できるようになんか薄いトートバッグかなんかを忍ばせておいて、だめだった時はカメラだけトートバッグに入れて機内持ち込みするような対応が出来るよう準備しておこうかなと思っています。

 

※ってか三脚も持って行くからそもそも重さの方が大丈夫かな・・・

 

とは言え4月の旅行の前に少なくとも数回ためしにこれを背負って出かけたいと思って早めに買ったので、次回のお出かけはこれを背負っていく予定です。

歩きの距離が長めの方が真価を発揮できると思っているんですが、そもそも体がそんな長距離のウォーキングに耐えられるんでしょうか。こうご期待

 

追記

このページのアクセスが結構多いようで、質問も頂きましたので追記しておきます。

2016/4月に沖縄へ行った際、実際にテルスフォト40を機内持ち込みして特に問題無く持ち込みできました。羽田⇒那覇那覇⇒石垣どちらも問題無かったです。

中身はD750、レンズ3本位(70-200 F2.8、24-120 F4、60microあたりかな)。下の気室には服やらなんやら、真ん中にカメラとレンズ、上にカメラ用の小物とか入りきらないレンズとか。

ちなみに三脚は別の荷物に入れて預けたので持ち込んではいないです。前年度ナショジオのバックパックに取り付けて持ち込みその時は問題ありませんでしたが、付ける方向が違う(ナショジオはサイド、テルスフォトは正面)為、かさばり方が変わってくるのでどうなるかはわかりません。ちなみに三脚はManfrottoのBefreeです。

 何かその他にご質問等ありましたら答えられる範囲で答えます。

Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH

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